『話術』著:徳川夢声平成30年 新潮文庫(昭和22年6月秀水社より刊行)文体がお喋り名人だけあって、とてもリズムがよく、飽きさせない。ちゃんとこちらを見て話してる感触がする。読書は著者とのお喋り、という感じ。話す事は素人でも出来る、という所から、では「ハナシ」 ...
カテゴリ:【呼吸・発声・朗読】
【読書】川崎洋『心に届く話し方』
『心に届く話し方』著:川崎洋1987年 ちくま文庫【Amazonで購入】「話に花を咲かせる為には、それぞれが聞き上手にならなければなりません」詩人の川崎洋さんが綴る、「話に花を咲かせる」ための本。技術的な面は、というよりは会話の心、みたいな所から始まり、ことばのイメ ...
【読書】篠原さなえ『「魅せる声」のつくり方』
『「魅せる声」のつくり方』著:篠原さなえ2012年 講談社ブルーバックスB-1796【Amazonで購入】第2章で書かれている、笑うツボ。これはもう目から鱗、なるほどそうであったか!となった。息を吸うときには丹田を意識。吐くときも丹田を、というのがよく言われるやつだけれど ...
【読書】『声と話し方のトレーニング』著:村上由美
『声と話し方のトレーニング』著:村上由美2009年 平凡社新書454書名通り、声と話し方に関する本。「大きさ・長さ」「質・高さ」「話し方・くせ」「疾患」と、声と話し方に関する問題を大別して、それぞれに効くトレーニングを紹介しているのが具体的で面白い。難しい用語は ...
【読書】『誰にでもできる発声法 いい声、信頼される声に』著:熊谷卓
『誰にでもできる発声法 いい声、信頼される声に』著:熊谷卓1996年 日本実業出版社 入門書として適度な読みごたえ。新書感覚でさらさらっと読めるし、最低限必要な事は書かれている印象。 発音のトレーニングの章になると突然言語学みたいになるのが若干の違和感ではある ...
【読書】『呼吸入門』著:齋籐孝
『呼吸入門』著:齋籐孝2008年 角川書店(角川文庫さ42-3) 『声に出して読みたい日本語』の著者・齋籐孝氏の「呼吸」本。 日本は腰肚文化、という所から入り、・型の力・呼吸の力・教育と呼吸・息と生きるといった要素について話は展開される。呼吸の機能・概念について、日 ...
【読書】鴨下信一『日本語の呼吸』
『日本語の呼吸』著:鴨下信一2004年 筑摩書房 あとがきに書いてあった一文が、この本のスタンスを物語っている。 「声に出して読みたい日本語、といったってどう読みゃいいんだ」 思わず噴き出しそうになってしまったが、言われてみればその通りである。 名文を声に出し ...
【読書】『声の呼吸法 美しい響きをつくる』著:米山文明
『声の呼吸法 美しい響きをつくる』著:米山文明2011年/平凡社(平凡社ライブラリー730) わかりやすい腹式呼吸について探っていて出会った、呼吸法の本。 呼吸を声につなぐ、という概念を大切に書かれた本。 いざやってみないとわからない事は多く、科学的な叙述も多いた ...
【読書】『声に出して読みたい日本語』/著:齋藤孝
『声に出して読みたい日本語』著:齋藤孝2001年/草思社 前々から気になっていた本、ついに読了。きらきらした日本語のぎっしり詰まった、言葉の宝石箱。こうした日本語たちを、やはり日本人なんだから、しっかり押さえたい。そして、伝承していけたらと思いますね。 文中で ...
【読書】『朗読の理論 感動をつくる朗読をめざして』/著:東百道
『朗読の理論 感動をつくる朗読をめざして』著:東百道2008年/木鶏社 「朗読」に理論的に迫る一冊。 朗読とはなにか、という問いを理論的に探求する事から始まり、朗読の上達には何が必要かを段階に分けて分析、さらには例文を用いての詳細な解説など、ぬかりがない。 特 ...