びょうびょうほえる〜西村俊彦のblog

俳優・ナレーター、西村俊彦のブログ。

カテゴリ:【小説ほか】

『サラダ記念日』著:俵万智1989年/河出文庫 「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日でお馴染みの俵万智さんの短歌集。朗読講座で短歌を扱ってみよう、という関係で色々短歌に触れよう期間が訪れ、その中で購入した本。北原白秋とか与謝野晶子とか色々手 ...

『ままならないから私とあなた』著:朝井リョウ2019年/文春文庫 Audibleにて。『レンタル世界』『ままならないから私とあなた』の2篇を収録。朝井リョウ先生の本はどれも心にグサッとささるのだが、今回もまたグサリだった。『レンタル世界』では、「人の繋がりこそが一番大 ...

『こうやって頭の中を言語化する』【Podcastによる感想はこちら】著:荒木俊哉2024年/PHP研究所 人気コピーライターが教えてくれる言語化のコツ。一日3分3ステップで身につける「言語化ノート術」というメソッドの本。Audibleで聴了。 何聴こうかな、たまにはビジネス書も聴 ...

『命売ります』著:三島由紀夫発表:1968年1998年/ちくま文庫 「いつも自分はこうやって、何かが起るのを待っている。それはまるで「生きること」に似ているではないか」不意に死にたくなった男は自殺に失敗し、自分の命を売りに出すことに決める。年の離れた妻を殺して欲し ...

『明暗』著:夏目漱石1988年/ちくま文庫夏目漱石の絶筆となった作品。ちくま文庫で読んだ。 津田という痔の手術をした主人公とその妻お延がメインの主人公となって紡がれる物語。そこに、夫婦で世話になっている津田の会社の上司・吉川夫妻や友人の小林などの人物が、それぞ ...

『境界線』著:中山七里2024年8月/宝島社 『護られなかった者たちへ』にも登場した笘篠警部が主人公の宮城県警シリーズ第二作。Audibleで。『護られなかった者たちへ』の感想はこちら7年前の震災で行方不明になった妻の遺体が発見された。しかも亡くなったのはつい最近。今 ...

『七色の毒 刑事犬養隼人』著:中山七里2015年/KADOKAWA Audible版:7時間56分/2024年ナレーター:杉村憲司 昔俳優をやっていた事から、人の嘘を見抜く力がある刑事・犬養隼人が主人公のシリーズ第二作。二作目から読んでも問題なく入れました。赤い水・黒いハト・白い原稿 ...

『カフネ』著:阿部暁子2024年/講談社オーディオブック:10時間31分/ナレーター:岸本百恵 2025年本屋大賞受賞の話題作。Audibleで聴きました。他にも第8回未来屋小説大賞・第1回あの本、読みました?大賞を受賞しているとのこと。あらすじはこんな感じ。一緒に生きよう。 ...

『火喰鳥を、喰う』著:原浩2022年・角川ホラー文庫Audible版:2024年3月/9時間28分ナレーター:土池悠介 2025年10月に映画公開予定の話題作。信州で暮らす久喜雄司に起きた二つの出来事。ひとつは久喜家代々の墓石が、何者かによって破壊されたこと。もうひとつは、死者の ...

『喫茶おじさん』著:原田ひ香2023年/小学館Audible版2025年4月4日配信開始8時間37分/ナレーター:中川慶一 松尾純一郎、バツイチ、57歳。大手ゼネコンを早期退職し、現在無職。妻子はあるが、大学二年生の娘・亜里砂が暮らすアパートへ妻の亜希子が移り住んで約半年、現在 ...

『それから』著:夏目漱石昭和23年/新潮文庫発表:1909年 夏目漱石の前期三部作(三四郎/それから/門)の真ん中の作品。主人公の代助はスーパーニート。実家が豊かで、そこから送られるお金で思索にふける事こそが最上の生き方で、金の為にあくせく働く事は自分を無くす事 ...

『殺す時間を殺すための時間』著:どくさいスイッチ企画2024年/KADOKAWAR-1グランプリ2024で大会史上初のアマチュアファイナリストとなった芸人・どくさいスイッチ企画さんの著書。R-1グランプリ2024は私も出場し一回戦だけ突破したのだけど、あの大会でファイナリストって ...

『傲慢と善良』著:辻村深月2019年/朝日新聞出版2022年/朝日文庫 Audibleで聴了。婚活で疲れ切った末にマッチングアプリで出会い、結婚を控えた男女。だが、結婚を前に女性が行方不明になる。姿を消す前にストーカーにつきまとわれていたらしい女を想い、男は必死に捜索を ...

『武道館』著:朝井リョウ出版:2015年/文藝春秋 Audibleで読了。朝井リョウ作品はAudibleにも数が多いので、結構読んでいる。一番好きな現代作家と言っても過言ではないかもしれない。最初の出会いは文庫の『何者』本気の説教を受けたような衝撃があった。続いて『正欲』こ ...

『全員犯人、だけど被害者、しかも探偵』著:下村敦史2024年/幻冬舎 デスゲーム、と聞いて皆さんは何を思い浮かべるだろうか?『バトル・ロワイヤル』『ハンガー・ゲーム』『ソウ』などなど、様々な作品が頭に浮かぶ。中でも『ソウ』の、不気味な人形がキコキコ三輪車をこい ...

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