『アメリカの夢』原題:AMERICAN DREAM作:エドワード・オールビー発表:1961年とうさん、かあさん、おばあちゃんという家族を中心に展開される劇。とうさん、かあさんはおばあちゃんを施設に送りたい感じの言動が漂っていて、もうすぐ来る何者かを待っている。やがて家を訪 ...
カテゴリ:【海外戯曲】
【戯曲】トリスタン・ベルナール『懐を傷めずに』あらすじと感想
『懐を傷めずに(一幕)』原題:Sans-souci作:トリスタン・ベルナアル訳:岸田國士発表:1898年パリの劇場前のカフェで繰り広げられる喜劇。レミュ夫妻とルシャポオ夫妻、他にカフェの給仕人など。ルシャポオ夫妻はレミュ夫妻に招待券を渡し芝居に来ている。物語はカフェの ...
【全集リスト】第一書房『近代劇全集』
『近代劇全集』イプセン誕生百年祭記念出版第一書房図書館で見つけた近代劇の全集。時代的に掘り出し物が多そう。とりあえず、青空文庫にもあるイェイツが収録されている25巻を借りる。何巻あるんだ…。★は著作権が失効している作家・翻訳家。リンクはそれぞれの収録作の感 ...
【戯曲】エドワード・オールビー『砂箱』あらすじと感想
『砂箱(短い劇)』原題:THE SAND BOX作:エドワード・オールビー発表:1959年オールビーの戯曲『アメリカの夢』の人物が多く登場する短篇戯曲。かあさん、とうさんという人物がおばあちゃんを砂場に放り投げるなど手荒く扱ったり、そのおばあちゃんが突如客席に語りかけた ...
【戯曲】エドワード・オールビー『ベシー・スミスの死』あらすじと感想
『ベシー・スミスの死』原題:THE DEATH OF BESSIE SMITH作:エドワード・オールビー初出:1959年ベシー・スミスは1937年に亡くなった黒人歌手。自動車事故の為に死亡したが、人種差別で白人病院から治療を断られた結果だったと伝えられている。そのベシー・スミスの死につい ...
【戯曲】エドワード・オールビー『有名氏と新人氏』あらすじと感想
『有名氏と新人氏 ー空想会見記ー』原題:FAM AND YAM作:エドワード・オールビー発表:1960年8月有名な劇作家のもとに、新人劇作家か訪ねてきて、過激な持論を展開する、という二人芝居。新人はアグレッシブに、有名氏は防御的な姿勢を見せるが、やかて有名氏も話に乗ってき ...
【戯曲】オルダス・ハクスリー『幸福家族』あらすじと感想
『幸福家族』作:オルダス・ハックスリー訳:加藤道夫翻訳の加藤道夫の、自ら命を絶つ前の最後の仕事の一つ、だという。解説にも書いてあったが、一見なにがなにやらな戯曲。人形を持った男女が人形を通して会話し、やがて生身で話し始める。男女にはそれぞれ二人の弟・妹が ...
【戯曲】エドワード・オールビー『動物園物語』あらすじと感想
『動物園物語(一場の劇)』原題:THE ZOO STORY作:エドワード・オールビー発表1958年「人間はなんらかの方法で何かとかかわりを持つことが必要だ」二人芝居、と聞いて私が一番に思い出すのがこの作品だ。公園のベンチに腰掛けて本を読む、中流階級っぽい男ピーター。彼のそ ...
【戯曲】イヨネスコ『犀』あらすじと感想
『犀』原題:PHINOCEROS訳:加藤新吉発表:1963年「管理人さん、管理人さん、家の中に犀がいます、警察を呼んで下さい!管理人さん!」イヨネスコの作品の中でかなり有名なやつ。人が次々にサイに変貌してゆく、というあらすじは聞いた事がある人もあるのではないでしょうか ...
【戯曲】モルナール『汽車の中』あらすじと感想
『汽車の中』作:モルナール・フェレンツ(1878〜1952)ハンガリー訳:鈴木善太郎「女は嘘の中に住んでいますの、そしてその嘘で自分の身を護っていますの。」面白かった。男女が汽車の中で出会って交わす会話。はじめ女から話しかけ「たしか一度会ったことが…」と始まるの ...
【戯曲】ムニョス・セーカ『日盛り』あらすじと感想
『日盛りー気紛れな上演出来ない悲喜劇』作:ペドロ・ムニョス・セーカ(1880〜)訳:永田寛定作家のペドロ・ムニョス・セーカは、Googleをもってしても情報を特定出来ませんでした。収録の本によると、1880年生まれのスペインの作家、ということは分かります。どんな人だっ ...
【戯曲】ハーゼンクレーバー『決定』あらすじと感想
『決定』作:ワルテル・ハアゼンクレエフエル(1890〜1940)ヴァルター・ハーゼンクレーバーの表記が一般的?訳:秦豊吉これは、どう読んだらいいのやらちょっと分からん系のあれでした。なにやら革命っぽい事が起きている国のホテルの広間で起こる闘争なんですが、色んな事 ...
【戯曲】ノエル・カワード『私生活』あらすじと感想
『私生活 まことに個人的な喜劇―三幕』原題:PRIVATE LIVES作:ノエル・カワード(1899〜1973)発表:1930年訳:森本薫「二つのうち、どちらかを選択するほかない。一緒に逃げるか……それとも、ここにいて……二度と顔を合さないようにするか……」イギリスの劇作家・ノエ ...
【戯曲】ヘルマン・バール『奥底』あらすじと感想
『奥底』原題:Die tiefe Natur作:ヘルマン・バール(1863〜1934)訳:森鷗外発表:1907年オーストリアの劇作家・ヘルマン・バールの作品を森鷗外が翻訳したもの。森鷗外の翻訳、いかつそう…と思ったらそうでもなく読みやすい。森鷗外はかなりの数の戯曲を翻訳しているので ...
【戯曲】ホーフマンスタール『チチアンの死』あらすじと感想
『チチアンの死』作:フーゴ・フォン・ホーフマンスタール(1874〜1929)訳:木下杢太郎戯曲断片。1892年「ああ、死よ、今静かに身を屈め、この美しき酔のうちに、この沈黙のうちに来れ」タイトルの「チチアン」は画家のティッツィアーノのこと。この画家がもうすぐ亡くなる ...









