『から騒ぎ』原題:Much Ado About Nothing作:ウィリアム・シェイクスピア1598〜99年頃【一度は言いたい名台詞】・泣きたいときに笑うより、笑いたいときに泣くほうがずっといい。・非難中傷を聞いて、あやまちを正せる者はしあわせなのだ。・恋なんてもののはずみで始まる ...
カテゴリ:【シェイクスピア戯曲】
【戯曲】『テンペスト』/作:ウィリアム・シェイクスピア
『テンペスト』“The Tempest” 作:ウィリアム・シェイクスピア 初演1611年頃 シェイクスピアが、一人で書いた最後の戯曲、と言われてるやつ。 分類としてはロマンス劇、「赦しの劇」とか呼ばれてたような記憶がある。 魔法の研究に没頭する余り、 弟に地位を奪われ、娘と ...
【戯曲】『アントニーとクレオパトラ』/作:ウィリアム・シェイクスピア
『アントニーとクレオパトラ』 作:ウィリアム・シェイクスピア 1606〜1607年 松岡和子訳で読みました。 すごいとっちらかった、お祭りみたいな戯曲だなー、と。 戦闘場面の応酬なんか、 観たらすげー楽しそうだなと思います。 以前、蜷川演出で舞台を観たときには、 後半 ...
間違いの喜劇
『間違いの喜劇』 著 W.シェイクスピア 訳 松岡和子 この混乱ぶりはすごすぎる。ドタバタ喜劇という言葉がこんなにも似合ってしまう劇だとは思わなかった。 人違いから生じる理不尽なトラブル、どんどん引き込まれます。後半の物語の収束も見事。スピーディーにおもし ...
リチャード二世
シェイクスピア全集 『リチャード二世』 作 ウィリアム・シェイクスピア 訳 小田島雄志 1983年 白水社 白水uブックス シェイクスピアの歴史劇。政治にあまり向かなかった王・リチャード二世の転落が描かれる。 第四幕で新王ヘンリー四世の前に引き出されるリチャード ...
『夏の夜の夢』/ウィリアム・シェイクスピア作
『夏の夜の夢』 著 ウィリアム・シェイクスピア シェイクスピアの喜劇の中でもとりわけ有名なこの作品。読んでみてその人気の所以がわかったような気が。テンポがよくて爽快、キャラクターも魅力あふれる人物が揃っている。 四人の恋人のシーンなんかは、人間が恋を忘れ ...
オセロー
「シェイクスピア全集13 オセロー」 作 W.シェイクスピア 訳 松岡和子 ちくま文庫 2006年 ハムレット、オセロー、マクベス、リア王と、世に言う、シェイクスピア四大悲劇の一つ。これで一通り四大悲劇を読み終えたことになる。 近年、R.S.C.の舞台を観たばかり ...
ヘンリー四世 第二部
「ヘンリー四世 第二部」 作 W.シェイクスピア 訳 小田島雄志 白水Uブックス 歴史劇「ヘンリー四世」の第二部。第一部で放蕩息子だった、ヘンリー四世の息子、ハルがヘンリー五世として戴冠するまでを描く。 四幕からラストへかけてのハルの変わりようが見所。 ...
『ペリクリーズ』/作 ウィリアム・シェイクスピア
「ペリクリーズ」 作 W.シェイクスピア 訳 松岡和子 ちくま文庫 いや、いやいやいや、面白いわこれ!シェイクスピアのロマンス劇第一団。 テンペストも好きだけど、こりゃ面白いわ! 誰か上演しないかな〜。ほんと、おもしろい!すごく濃密な旅行をしてきた気分。 ...
【戯曲】シェイクスピア『ウィンザーの陽気な女房たち』
「ウィンザーの陽気な女房たち」 シェイクスピア全集9 作 W.シェイクスピア 訳 松岡和子 ちくま文庫(2001年) ヘンリー四世でお馴染のジョン・フォルスタッフの登場する喜劇。フォルスタッフは、ウィンザーの街の女房たち(フォード夫人やペイジ夫人)を相手に浮気をし ...
【戯曲】シェイクスピア『ジュリアス・シーザー』
この戯曲、魅力的な人物がたくさん出てくる。ジュリアス・シーザーやアントニー、ブルータスやキャシアス。 タイトルロールとしては間違いなくシーザーなのだろうが、むしろアントニーやブルータス、キャシアスたちが大きな存在感を持っている。 根底に流れるのは、ローマ人 ...




