『何んでもない女』
原題:A Woman of No Importance
作:オスカー・ワイルド
初演:1893年
「一つのキスも人の生涯を破壊しますよ」
イギリスの上流階級の人々のパーティーっぽい所で繰り広げられるお芝居。
人々はわりとどうしょうもない話題で盛り上がる。
その中に交じるアメリカの女性・ヘスターとの価値観の違いなども描かれる。
人物がとても多いが、やがて物語はジェラールド、その母アルバスノット、放蕩貴族のイリングウォース、そしてヘスターに焦点が合い始める。
ジェラールドには父がなく、実はその父は、昔アルバスノットに結婚をちらつかせるだけで去ったイリングウォースだと判明する。
この真実の暴露から、人間関係がどのように動くかがポイント。
終始、上流階級が全然上流じゃない感じなのが面白い。

【収録】
『ワイルド全集3・戯曲及び童話集』
訳:河竹繁俊
天佑社/大正9年
【ネタバレあらすじメモ】
★第一幕
ハンスタントン邸の高台の前の芝地。
ヘスター、カロリーン、ジョンが話している。ヘスターはアメリカの人で、男の話を色々。カロリーンは、イギリスではそういう話はしないもの、とたしなめる。
ハンスタントン夫人、ジェラルド入ってくる。話題はジェラルドが良い仕事についた事についての話に移る。
イギリス人たちは願ってもないと言い、ヘスターは、人間には無限の可能性がある、と。ジェラルドはヘスターと散歩に。
イギリスでの結婚観の話。
カロリーンの旦那、ジョンが散歩に。アロンビー夫人、スタットフィールド夫人が来る。
ジョンとケルビルが来る。夫人の道徳の話。
ロード、イリングウォース来る。イリングウォースは放蕩者だという噂話がある、という話。
政治の話など。
★第二幕
ハンスタントン家の応接間。食後。
イギリスでの男性女性の扱いなど。
やがて、イリングウォースとアルバスノット夫人の過去の話へ。アルバスノット夫人の子・ジェラールドの父はイリングウォースだった。彼は今更父親らしい所を見せようと、ジェラールドを秘書にしようとするが、アルバスノット夫人はそれに反対。子を側においておきたいと主張する。
★第三幕
ハンスタントン家の広間。
イリングウォースとジェラールド。イリングウォースはなんとなく「父」をアピールして色々話す。
アルバスノット夫人はジェラールドに離れてほしくないが、彼はイリングウォースと共に働きたがる。理由は、ヘスターに求婚するため地位が欲しいのだ。
アルバスノットは昔のイリングウォースの過ちについて「他人事」として話すが、ジェラールドは男も女も悪い、と言う。アルバスノットはジェラールドがイリングウォースと共に行くことを許す。
がその時、ヘスターが「イリングウォースに侮辱された」と駆け込んでくる。
ジェラールドは「殺すぞ」とイリングウォースに掴みかかろうとするが、アルバスノットは「あれはお前の父だ」と止める。
★第四幕
アルバスノット家の居間。
ジェラールドはアルバスノットに、イリングウォースと結婚するように言う。責任を取らせるべきだと。反対するアルバスノット。
ヘスターが来る。アルバスノットとジェラールドを以後ずっと愛していくという。アルバスノットは、自分は恥だから二人で幸せに暮らすようにと。しばしジェラールドとヘスターは部屋を出る。
イリングウォースが来る。
父になることを申し出る。昨夜はヘスターにキスしようとして変なことになった、と。イリングウォースはジェラールドを得るためにアルバスノットとの結婚を申し出るが、アルバスノットは拒否。加えてヘスターが、イリングウォースを手を出したヘスターがジェラールドと結婚すること、従ってイリングウォースが父になる可能性は万に一つもない事を告げ、帰らせる。
ジェラールドとヘスター戻ってくる。三人は家族になるのだ。
幕
原題:A Woman of No Importance
作:オスカー・ワイルド
初演:1893年
「一つのキスも人の生涯を破壊しますよ」
イギリスの上流階級の人々のパーティーっぽい所で繰り広げられるお芝居。
人々はわりとどうしょうもない話題で盛り上がる。
その中に交じるアメリカの女性・ヘスターとの価値観の違いなども描かれる。
人物がとても多いが、やがて物語はジェラールド、その母アルバスノット、放蕩貴族のイリングウォース、そしてヘスターに焦点が合い始める。
ジェラールドには父がなく、実はその父は、昔アルバスノットに結婚をちらつかせるだけで去ったイリングウォースだと判明する。
この真実の暴露から、人間関係がどのように動くかがポイント。
終始、上流階級が全然上流じゃない感じなのが面白い。

【収録】
『ワイルド全集3・戯曲及び童話集』
訳:河竹繁俊
天佑社/大正9年
【ネタバレあらすじメモ】
★第一幕
ハンスタントン邸の高台の前の芝地。
ヘスター、カロリーン、ジョンが話している。ヘスターはアメリカの人で、男の話を色々。カロリーンは、イギリスではそういう話はしないもの、とたしなめる。
ハンスタントン夫人、ジェラルド入ってくる。話題はジェラルドが良い仕事についた事についての話に移る。
イギリス人たちは願ってもないと言い、ヘスターは、人間には無限の可能性がある、と。ジェラルドはヘスターと散歩に。
イギリスでの結婚観の話。
カロリーンの旦那、ジョンが散歩に。アロンビー夫人、スタットフィールド夫人が来る。
ジョンとケルビルが来る。夫人の道徳の話。
ロード、イリングウォース来る。イリングウォースは放蕩者だという噂話がある、という話。
政治の話など。
★第二幕
ハンスタントン家の応接間。食後。
イギリスでの男性女性の扱いなど。
やがて、イリングウォースとアルバスノット夫人の過去の話へ。アルバスノット夫人の子・ジェラールドの父はイリングウォースだった。彼は今更父親らしい所を見せようと、ジェラールドを秘書にしようとするが、アルバスノット夫人はそれに反対。子を側においておきたいと主張する。
★第三幕
ハンスタントン家の広間。
イリングウォースとジェラールド。イリングウォースはなんとなく「父」をアピールして色々話す。
アルバスノット夫人はジェラールドに離れてほしくないが、彼はイリングウォースと共に働きたがる。理由は、ヘスターに求婚するため地位が欲しいのだ。
アルバスノットは昔のイリングウォースの過ちについて「他人事」として話すが、ジェラールドは男も女も悪い、と言う。アルバスノットはジェラールドがイリングウォースと共に行くことを許す。
がその時、ヘスターが「イリングウォースに侮辱された」と駆け込んでくる。
ジェラールドは「殺すぞ」とイリングウォースに掴みかかろうとするが、アルバスノットは「あれはお前の父だ」と止める。
★第四幕
アルバスノット家の居間。
ジェラールドはアルバスノットに、イリングウォースと結婚するように言う。責任を取らせるべきだと。反対するアルバスノット。
ヘスターが来る。アルバスノットとジェラールドを以後ずっと愛していくという。アルバスノットは、自分は恥だから二人で幸せに暮らすようにと。しばしジェラールドとヘスターは部屋を出る。
イリングウォースが来る。
父になることを申し出る。昨夜はヘスターにキスしようとして変なことになった、と。イリングウォースはジェラールドを得るためにアルバスノットとの結婚を申し出るが、アルバスノットは拒否。加えてヘスターが、イリングウォースを手を出したヘスターがジェラールドと結婚すること、従ってイリングウォースが父になる可能性は万に一つもない事を告げ、帰らせる。
ジェラールドとヘスター戻ってくる。三人は家族になるのだ。
幕
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