『こうやって頭の中を言語化する』
Podcastによる感想はこちら
著:荒木俊哉
2024年/PHP研究所


人気コピーライターが教えてくれる言語化のコツ。
一日3分3ステップで身につける「言語化ノート術」というメソッドの本。

Audibleで聴了。


何聴こうかな、たまにはビジネス書も聴こうかな、と色々眺めている中で目についたタイトル。
「あぁ、そういえば言語化、苦手だなぁ」
と思い聴き始める。

とても分かりやすい展開で、要は言語化をクセにしよう、という話なんだけど、その際にノートに書こう、という。

目玉の3ステップは
貯める、聞く、まとめる、というもの。
それに備える、を加えてバッチリ、というキャッチーで親しみやすい方法だった。

自分の心の声を一番聞いてくれるのは自分、という観点から、自分に「なぜ?」を問いかけることでどんどん言語化を促進させようというスタイル。

最初の「貯める」で
出来事と、そこから来た感情をメモしていく。
仕事がうまくいって→嬉しかった
とか、そういう簡単なのでいいらしい。
これで言語化の種を貯めていって、次の「聞く」で、
仕事がうまくいって→嬉しかった
「のはなぜか?」
と自分に問いかけ、自分の話を聞いていくとのこと。
これを3分で可能な限り書き出し、結論として「まとめ」ていく。
その際に、その場だけに適応する言葉よりも、より普遍的な言葉でまとめられるとグッド。
それで自分の傾向が言葉として表れてくると、その後の色んな事柄にも「そなえ」られる、という、シンプルで奥の深そうな方法だった。

私も映画観たり本読んだりの後に、こうして感想をまとめたりしているんだけど、その際にも役に立ちそうだなぁと思った。
そうすると恐らく、自分の琴線に触れるものが何なのか、というのが言葉としてより明確になってきそうな気がする。
とりあえず好きなテーマとして「選択に迷う人間」というのが、観る際も何か物を書く際にもあるのだけれど、それ以外にもきっと色々あるはずで、そういう無意識の所を言葉として形にしておく、というのは大事だなぁと感じた。

「言語化」というなんだかめんどくさくてとっつきづらそうな出来事を、こんなにシンプルな方法でまとめてくれる、そして大切さを気付かせてくれる、ありがたい一冊でした。

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「伝え方はレシピ、言語化は食材」
という言葉も印象的だったなぁ。
「伝え方が9割」なんて本も売れている中で、伝え方よりも、「何を伝えるか」が肝心、という主張でした。
その「何を」を充実させる為にも、言語化は大切なのだと。