『日盛りー気紛れな上演出来ない悲喜劇』
作:ペドロ・ムニョス・セーカ(1880〜)
訳:永田寛定
作家のペドロ・ムニョス・セーカは、Googleをもってしても情報を特定出来ませんでした。
収録の本によると、1880年生まれのスペインの作家、ということは分かります。
どんな人だったんだろ。
この戯曲『日盛り』のとにかく特徴的な所は、登場人物(?)がラバとロバと親犬と子犬、御者、という所。
半数以上が動物で、戯曲の副題にも「上演出来ない」と書かれる始末。ふざけやがって(笑)
ラバとロバが引く馬車から子犬が落下してしまって、馬車を止めるか進めるかで悩む、というあらすじ。
御者はずっと寝ていて、ラバ&ロバは、人道的(?)な観点から歩みを止めるか、それとも御者のお仕置きを恐れてそのまま進み続けるか、という葛藤が起きるという、ふざけた外見からは思いもよらぬテーマ性を持っている。
自分が不利益を被っても人を助けるのか、暴力を恐れて心を捨てるか。
なんだか色々な事が込められていそうな感がある短篇戯曲でした。
上演出来ない、とはあるが、これ、普通に人で上演してもより何かが浮き彫りになるだろうし、なにか動物的衣裳(ライオンキング的な)ものでやっても面白いだろうし、アニメにしても面白そう。
何者なんだムニョス・セーカ!
【収録】
『近代劇全集・第36巻・中欧篇』
昭和5年/第一書房
【ネタバレあらすじメモ】
登場するのはラバとロバと親犬子犬。
ラバとロバが引いている馬車は御者が寝ている。馬車が進む中、まだ満足に歩けない子犬が馬車から落ちる。
親犬は止めてくれと叫ぶが、ラバとロバの間に、
・止めると鞭打たれるから止まらない
・子犬の為に止まる
という論争が起きる。
結果馬車を止めると御者が気付き子犬を拾い上げる。
ロバは、人間も自分たちがなぜ馬車を止めたか分かったんだと喜ぶが、直後鞭打たれる。
「怠けてえのか、なんてったって、やっぱり驢馬だ」
ろばは言う。
「なんてったって、やっぱり、人間だよ」
その後、餌を食べる彼らの情景が挿入され、幕。
作:ペドロ・ムニョス・セーカ(1880〜)
訳:永田寛定
作家のペドロ・ムニョス・セーカは、Googleをもってしても情報を特定出来ませんでした。
収録の本によると、1880年生まれのスペインの作家、ということは分かります。
どんな人だったんだろ。
この戯曲『日盛り』のとにかく特徴的な所は、登場人物(?)がラバとロバと親犬と子犬、御者、という所。
半数以上が動物で、戯曲の副題にも「上演出来ない」と書かれる始末。ふざけやがって(笑)
ラバとロバが引く馬車から子犬が落下してしまって、馬車を止めるか進めるかで悩む、というあらすじ。
御者はずっと寝ていて、ラバ&ロバは、人道的(?)な観点から歩みを止めるか、それとも御者のお仕置きを恐れてそのまま進み続けるか、という葛藤が起きるという、ふざけた外見からは思いもよらぬテーマ性を持っている。
自分が不利益を被っても人を助けるのか、暴力を恐れて心を捨てるか。
なんだか色々な事が込められていそうな感がある短篇戯曲でした。
上演出来ない、とはあるが、これ、普通に人で上演してもより何かが浮き彫りになるだろうし、なにか動物的衣裳(ライオンキング的な)ものでやっても面白いだろうし、アニメにしても面白そう。
何者なんだムニョス・セーカ!
【収録】
『近代劇全集・第36巻・中欧篇』
昭和5年/第一書房
【ネタバレあらすじメモ】
登場するのはラバとロバと親犬子犬。
ラバとロバが引いている馬車は御者が寝ている。馬車が進む中、まだ満足に歩けない子犬が馬車から落ちる。
親犬は止めてくれと叫ぶが、ラバとロバの間に、
・止めると鞭打たれるから止まらない
・子犬の為に止まる
という論争が起きる。
結果馬車を止めると御者が気付き子犬を拾い上げる。
ロバは、人間も自分たちがなぜ馬車を止めたか分かったんだと喜ぶが、直後鞭打たれる。
「怠けてえのか、なんてったって、やっぱり驢馬だ」
ろばは言う。
「なんてったって、やっぱり、人間だよ」
その後、餌を食べる彼らの情景が挿入され、幕。
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