『地雷グリコ』
著:青崎有吾
2023年/KADOKAWA
謎解きとか推理小説とか、読み合い、知能バトルが好きな人には是非オススメしたい一冊。

著:青崎有吾
2023年/KADOKAWA
謎解きとか推理小説とか、読み合い、知能バトルが好きな人には是非オススメしたい一冊。
ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説!
射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。勝負事に、やたらと強い。
平穏を望む彼女が日常の中で巻き込まれる、風変わりなゲームの数々。罠の位置を読み合いながら階段を上ったり(「地雷グリコ」)、百人一首の絵札を用いた神経衰弱に挑んだり(「坊主衰弱」)。次々と強者を打ち破る真兎の、勝負の先に待ち受けるものとは――ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説、全5篇。
ジャンケンポン!グリコ!
子どもの頃誰もがやったであろうあの遊びに「地雷」という新ルールが加わると…。
途端に白熱の頭脳戦に姿を変えるゲームの数々。
章ごとに主人公たちが遭遇するゲーム名は
地雷グリコ
坊主衰弱
自由律ジャンケン
だるまさんがかぞえた
フォールーム・ポーカー
なにそれ、どれも面白そう。
読後にはこのルールで遊んでみたくなること間違いなしのゲームたち。
プレイするのは、やたらと勝負事に強い!という設定の女子高生・射守矢真兎とその仲間たち。
正直、ルールが難解で完全に理解するのは難しそう!なのだけれど、主人公・真兎の友人が、シャーロック・ホームズシリーズで言うところの偉大なる一般人・ワトソンの役目を果たしてくれるので、置いていかれる事なく主人公の凄さを体感出来る。
キャラクターがみんな個性的で、「あぁ!いそう!」というリアリティを持っていて楽しく読める。
特に最終章付近で登場する真兎の宿命のライバルは、まさしくホームズにおけるモリアーティ教授的な存在感と強さを見せつけてくれてハラハラドキドキ。
私はこういう頭使うゲームはからきし駄目で、読み合い、とか想像も出来ない場当たり的なプレイしか出来ないんですが、皆さんはいかがなんでしょうか?
相手の裏をかく!とか、そういうのにテンション上がる方々は是非手にとってみてほしい一冊です。
女子高生版「カイジ」的な印象(といっても、カイジは映画しか観たことない)
私はAudibleで聴いたんですが、ナレーターは乃依実咲さん。クールな感じもあたたかい感じもいける澄んだナレーションは聴いていて心地よく楽しめました。
音声版感想
子どもの頃誰もがやったであろうあの遊びに「地雷」という新ルールが加わると…。
途端に白熱の頭脳戦に姿を変えるゲームの数々。
章ごとに主人公たちが遭遇するゲーム名は
地雷グリコ
坊主衰弱
自由律ジャンケン
だるまさんがかぞえた
フォールーム・ポーカー
なにそれ、どれも面白そう。
読後にはこのルールで遊んでみたくなること間違いなしのゲームたち。
プレイするのは、やたらと勝負事に強い!という設定の女子高生・射守矢真兎とその仲間たち。
正直、ルールが難解で完全に理解するのは難しそう!なのだけれど、主人公・真兎の友人が、シャーロック・ホームズシリーズで言うところの偉大なる一般人・ワトソンの役目を果たしてくれるので、置いていかれる事なく主人公の凄さを体感出来る。
キャラクターがみんな個性的で、「あぁ!いそう!」というリアリティを持っていて楽しく読める。
特に最終章付近で登場する真兎の宿命のライバルは、まさしくホームズにおけるモリアーティ教授的な存在感と強さを見せつけてくれてハラハラドキドキ。
私はこういう頭使うゲームはからきし駄目で、読み合い、とか想像も出来ない場当たり的なプレイしか出来ないんですが、皆さんはいかがなんでしょうか?
相手の裏をかく!とか、そういうのにテンション上がる方々は是非手にとってみてほしい一冊です。
女子高生版「カイジ」的な印象(といっても、カイジは映画しか観たことない)
私はAudibleで聴いたんですが、ナレーターは乃依実咲さん。クールな感じもあたたかい感じもいける澄んだナレーションは聴いていて心地よく楽しめました。
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音声版感想

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