『怪獣ヤロウ』
監督:八木順一朗
2025年・日本
上映時間:80分
岐阜県関市のご当地映画。
ご当地映画ながら、とても豪華でポップな一本。

主演のぐんぴぃさんは、ずっと観てても飽きない、自然にぐんぴぃさんに目が向いてしまう怪演。
監督の八木順一朗さんは芸能事務所タイタンのマネージャーも兼ねた監督で、中学時代は映画を作っていたとのこと。
自身の体験や怨念が色濃く反映されてるなぁという印象の、ほぼほぼ自伝的映画。
その監督の精神とぐんぴぃさんの演技がベストマッチで説得力があった。
昔からの夢・映画製作な現市役所職員が、ご当地映画の製作をきっかけに巻き起こす愉快なストーリー。
挫折、くすぶる気持ち、何か作りたいという想い。
ずっと怪獣映画を作りたかった主人公は、ほっこりご当地映画のメガホンを取る!
予定だったのが、とあるハプニングで大幅な路線変更を余儀なくされ、怪獣映画を作ることに(笑)
そして出会う怪獣映画の巨匠、演ずるのは麿赤兒さん。麿さんの佇まい、タバコをぶかぶか吸う感じが、まさに巨匠!
この、ハプニングからの立て直しがまた面白かった。街の力を結集してご当地映画を作る。あたたかい街。関市に行ってみたくなる人も増えそうだ。
何かに挫けそうになった時に観返したい映画。
しっかり作られた映画ながら、雑な所が良い感じに雑で、構えずに観れる、そして80分という上映時間がまた快適。
映画を観ていて再確認したのだけれど、ピンチの時に誰かが駆け付ける、というシチュエーションに、私は極めて弱いようで、この映画でも落涙した。
逆境を乗り越える人の姿は美しいのだ。
怪優・麿赤兒さんの演技を観ながら、現代版の怪優はぐんぴぃさんのような人を言うのかもしれないな、と思ったりした。
パンフレットでは、平成ガメラ三部作の監督・金子修介さんと八木監督の対談がある。一癖も二癖もありそうな、怪獣愛溢れる金子監督の言葉が面白かった。
監督:八木順一朗
2025年・日本
上映時間:80分
岐阜県関市のご当地映画。
ご当地映画ながら、とても豪華でポップな一本。

主演のぐんぴぃさんは、ずっと観てても飽きない、自然にぐんぴぃさんに目が向いてしまう怪演。
監督の八木順一朗さんは芸能事務所タイタンのマネージャーも兼ねた監督で、中学時代は映画を作っていたとのこと。
自身の体験や怨念が色濃く反映されてるなぁという印象の、ほぼほぼ自伝的映画。
その監督の精神とぐんぴぃさんの演技がベストマッチで説得力があった。
昔からの夢・映画製作な現市役所職員が、ご当地映画の製作をきっかけに巻き起こす愉快なストーリー。
挫折、くすぶる気持ち、何か作りたいという想い。
ずっと怪獣映画を作りたかった主人公は、ほっこりご当地映画のメガホンを取る!
予定だったのが、とあるハプニングで大幅な路線変更を余儀なくされ、怪獣映画を作ることに(笑)
そして出会う怪獣映画の巨匠、演ずるのは麿赤兒さん。麿さんの佇まい、タバコをぶかぶか吸う感じが、まさに巨匠!
この、ハプニングからの立て直しがまた面白かった。街の力を結集してご当地映画を作る。あたたかい街。関市に行ってみたくなる人も増えそうだ。
何かに挫けそうになった時に観返したい映画。
しっかり作られた映画ながら、雑な所が良い感じに雑で、構えずに観れる、そして80分という上映時間がまた快適。
映画を観ていて再確認したのだけれど、ピンチの時に誰かが駆け付ける、というシチュエーションに、私は極めて弱いようで、この映画でも落涙した。
逆境を乗り越える人の姿は美しいのだ。
怪優・麿赤兒さんの演技を観ながら、現代版の怪優はぐんぴぃさんのような人を言うのかもしれないな、と思ったりした。
パンフレットでは、平成ガメラ三部作の監督・金子修介さんと八木監督の対談がある。一癖も二癖もありそうな、怪獣愛溢れる金子監督の言葉が面白かった。
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