『あなたのための短歌集』
著:木下龍也
2022年 ナナロク社

長い間、片想いしていた相手がいます。もう前に進もうと決めました。背中を押してくれる短歌をください。
ふりむけば君しかいない夜のバスだから私はここで降りるね
歌人・木下龍也さんの短歌の個人販売で制作された百首を収めた一冊
『あなたのための短歌集』

個人販売ってどういうことかというと、
この気持ち・この想いを短歌にしてください、と依頼すると封書に入れて送ってくださるいうシステムだそうです。
まさに、あなたのための短歌。

色んな依頼者の色んな想いに応えて、背中を押してくれる、闇を照らすような短歌が集まっています。

私のお気に入りは

絶望もしばらく抱いてやればふと弱みを見せるそのときに刺せ

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