『光の門』
原題:The Glittering Gate
作:ロード・ダンセイニ
発表:1914年
訳:松村みね子
「奴等のやりそうなことだ。まったく、やりそうなことだ。ふん、やりそうなことだよ!」
閉鎖空間に男二人の、短い芝居。
どこも行くあての無さに、ベケットの『ゴドーを待ちながら』の先駆のような印象を受ける。
短い中にたっぷりの希望と絶望を詰め込んだ短篇戯曲。

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【収録】
『近代劇全集・第25巻』
昭和2年 第一書房


【ネタバレあらすじメモ】

中央に大きな扉のある、空き瓶の沢山転がった空間に、死後の男ジムがいる。
空き瓶を振っては中身が無いのを確かめ、絶望。
そこへ新入りのビルがやってくる。希望たっぷりのビルは扉をこじ開けようとする。やっと開いたその門の先は、天国ではなく、無。笑い声が辺りに響き、幕。