『相寄る魂』
作:ギィ・フォワシィ
訳:岩瀬孝
「愛し合うためには愛し合わなくては」

昼間のベンチで、男が女に話しかける。
そこから始まる二人の妄想ストーリー男女二人芝居。

この頃のお芝居、こういう見ず知らずな二人が接触して何かが起きる、というタイプが多いような印象。
流行だったのかしら。
会話を聞きながら、えっ、これ、どうなっちゃうのかしら…とスリルを感じるとともに、なんだ、訳分からん、ともなる。
ただ現実って、結構訳分からん事起きる。


Screenshot_20240329-134338~3



【収録】
『ギィ・フォワシイ戯曲集』
作:ギィ・フォワシィ
編:岩瀬孝
1980年 テアトロ


【ネタバレあらすじメモ】

男が女に話しかける。女は色んな妄想人生を語る。男は落ち葉を女のためにかき集める。やがて男は愛を告白。結婚についての妄想をして二人で盛り上がるが、仕事再開の鐘が鳴り、二人はあっさり別れていく。