本の帯とかでよく「泣ける」みたいなのがありますけど、
『1ドルの価値/賢者の贈り物 他21編』
訳:芹澤恵/2007年光文社古典新訳文庫
【収録作】
多忙な株式仲買人のロマンス/献立表の春
犠牲打/赤い族長の身代金/千ドル
伯爵と婚礼の客/しみったれな恋人/1ドルの価値
臆病な幽霊/甦った改心/十月と六月
幻の混合酒/楽園の短期滞在客/サボテン
意中の人/靴/心と手
水車のある教会/ミス・マーサのパン/二十年後
最後の一葉/警官と賛美歌/賢者の贈り物
僕にとって「泣ける」でポンと浮かんでくるのはこれ。
オー・ヘンリー(1862-1910)の
『最後の一枚の葉』"The Last Leaf"
ちなみに良い話、で浮かんでくるのは同じくオー・ヘンリーの『賢者の贈り物』
です。
まぁ、泣けるからなんなんだ、って話ですけれどもね。
朗読して30分くらいのボリュームですが、
ほんとに、良い話。
昔読んだきりで記憶がおぼろで、
「私、あの葉っぱが散ったら死ぬの」
って言ってる人が、葉っぱが散ってはかなく死ぬ話、だと思ってたのですが、
違いました。
オチが鮮やかすぎてもう、びっくりします。
若き二人の画家と、
同じ建物に住む「芸術的には敗北者」である老人と、
あと、葉っぱのお話。
ちょうど11月のお話です。
寒くなってきましたので、皆様、
体調にお気をつけて。
『1ドルの価値/賢者の贈り物 他21編』
訳:芹澤恵/2007年光文社古典新訳文庫
【収録作】
多忙な株式仲買人のロマンス/献立表の春
犠牲打/赤い族長の身代金/千ドル
伯爵と婚礼の客/しみったれな恋人/1ドルの価値
臆病な幽霊/甦った改心/十月と六月
幻の混合酒/楽園の短期滞在客/サボテン
意中の人/靴/心と手
水車のある教会/ミス・マーサのパン/二十年後
最後の一葉/警官と賛美歌/賢者の贈り物
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