『安部公房全集5[1955.3-1956.2]』
著:安部公房
1997年 新潮社

分厚い表紙にメタルプレートがくっついてる、
「安部公房全集の決定版!」
のような顔をしている豪華な本。
本のタイトルに作品の年代が入ってるのもかっこいい。
全部は読んでないので、
読んだもののメモがわりに。
【読んだ】
『制服(三幕七場)』
『"制服"について』
演劇にしか出来ない事がある。
『ライオンと虎の優劣に同じ-男女優劣論』
優劣をつけることがくだらない。
『イメージの湧く劇場』
「作者が芝居を書く場合、常に作者の頭のなかには観客とのつながりを意識している。」
『ベルトルト・ブレヒト作「家庭教師」』
芝居を観て。
『どれい狩り(五幕十八場)』
『棒』
デパートの屋上から棒になって転落した父、それを裁くという人々。
『作者から 「どれい狩り」「快速船」』
ハムスターに着想を得た『どれい狩り』
『「どれい狩り」合評』
小田「異化作用の場合は演技者に健全な批判精神が要求されてくる。」
『独裁者』
空気に音を伝わらなくする空気博士と、歌うのが嫌でその研究に目をつけた退屈が好きな独裁者の、恐ろしい末路。極上のショートショート。
『作者の言葉 「快速船」』
「笑えばかならずその後で口の中が苦くなる。しかし一度笑ってみなければ、口の苦さも気づかずに通りすぎてしまうだろう。」
『<仮名遣いについて>』
仮名遣いについてのアンケートへの解答。
『小説家の戯曲と劇作家の戯曲』
「小説が文体によって表現するのに対して、演劇は肉体の動きによって表現する」
『職場をまわって思うこと』
文化会議の実りを願う。
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