『野口体操 マッサージから始める』
著:羽鳥操
2012年 ちくま文庫

文学座の研究所で、
「こんにゃく体操」として触れていたものの、大元・野口体操。
ちくま文庫から、
読みやすそうな基礎本が出ていました。
ストレスにまみれた現代、
癒しビジネスがブームとなる中、
本当の癒しとはなんなのか、
著書による野口体操の紹介本。
「からだは液体だ」
「体操は自分でするマッサージ、マッサージは人にしてもらう体操」
など、野口体操の根幹理論みたいなことから、
実践出来そうな体操の紹介などなど、
入門としてよさそうな内容。
所々に、野口体操開発者の
「野口三千三語録」
というのがあり、これが本当に深い。
「主観」を大切に
感覚とは錯覚のことであり、錯覚以外の感覚は事実として存在しない。
理解とは誤解のことであり、誤解以外の理解は事実として存在しない。
意見とは偏見のことであり、偏見以外の意見は事実として存在しない。
判断とは独断のことであり、独断以外の判断は事実として存在しない。
などなど、凝り固まった視点を転換してくれる言葉が並んでいます。
ここから一歩突っ込んで、
野口三千三氏の著書
『原初生命体としての人間』
に足を伸ばしてみたいと思う一冊でした。
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