『行方不明の工場長は?』
作:福田栄一
1928年
政府から工場に視察が来るその日。
工場側は、若年工を隠し、付き添いの警官を買収し、
工場に都合の悪いものは全て目に入らないように整える。
が、工員たちによる工場長を娼婦で足止めする計画等々がうまく成立し、
査察官の前で、
小さな革命が成される、という筋書きの短編戯曲。喜劇調。
作者の福田栄一さんは実際に工場労働者で、
他に一切の記録は残っていないという…。
Wikipediaでは最近活躍してる作家の福田栄一さんが出てくるが、その福田栄一さんとは違う福田栄一さんである。
日本プロレタリア文学集・36
『プロレタリア戯曲集(二)』
1988年 新日本出版社
長田秀雄「銃殺された林少尉」
西光万吉「ストライキ」「冬の夜」
小林多喜二「山本巡査」
福田栄一「行方不明の工場長は?」
宮島資夫「機関室」
三好十郎「疵だらけのお秋」「婦人よ、列へ!」
小島勗「群盗」
村山知義「暴力団記」「東洋車輌工場」「志村夏江」
北村寿夫「怪しい貨物船」
富田常雄「農旗」
佐々木孝丸「筑波秘録」
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