以前Twitterで
「これ読んでください」
とリクエストをいただいていた、
堀辰雄『燃ゆる頬』の朗読を作成しました。
youtubeで公開中、
合わせて、noteでも、150円にて販売中です。
試みに、冒頭にトークも付けてみた所、
だいぶ長く喋ってしまいました。
ダウンロードできるよ!とか、
「youtubeで聴けるのに何で販売してるのか」とか、
感想とか喋ってたらあっという間に…。
なので本来は30分程の作品です。
しかし、これ…そこはかとなく…BLの香りがしますね。
ネットで感想検索してみても、結構「BL」って書いてある。
男と(女性的な)男の友情だったり、
それが離れていく様だったりが書いてあるんですが、
隣り合って寝る前に
「ロウソクはつけたままでいいの?」
「どっちでもいい」
とか、
背骨を見つめて
「ちょっといじらせない?」
とか、
半ば狙って書いてる
所があるんじゃないかと思いたくなります。
冒頭、蜂が花から花へ移動するシーンが、
割と物語のイメージを象徴しているな、と思ったり。
語らぬエロティックさ、みたいなものがありますね。
平然と朝になったり、翌日になったりする。
堀辰雄の文章は、結構、現代日本語の感覚で読めるので、
おせんべいみたいに硬い文学が苦手な方は、こういう所から入ると楽しいかもです。
【あらすじ】
17歳になった私は、
高等学校の寄宿舎に入り、
同じ年頃の男たちに囲まれて過ごす。
今にして思えば青春の全てを、
そこに置いてきた気がする。
円盤投げのギリシャ彫刻のような魚住、
どこか女性的な三枝。
魚住のお気に入りになりたいと思っていた私は、
いつの頃からか三枝との友情に溺れていくが…。
「これ読んでください」
とリクエストをいただいていた、
堀辰雄『燃ゆる頬』の朗読を作成しました。
youtubeで公開中、
合わせて、noteでも、150円にて販売中です。
試みに、冒頭にトークも付けてみた所、
だいぶ長く喋ってしまいました。
ダウンロードできるよ!とか、
「youtubeで聴けるのに何で販売してるのか」とか、
感想とか喋ってたらあっという間に…。
なので本来は30分程の作品です。
しかし、これ…そこはかとなく…BLの香りがしますね。
ネットで感想検索してみても、結構「BL」って書いてある。
男と(女性的な)男の友情だったり、
それが離れていく様だったりが書いてあるんですが、
隣り合って寝る前に
「ロウソクはつけたままでいいの?」
「どっちでもいい」
とか、
背骨を見つめて
「ちょっといじらせない?」
とか、
半ば狙って書いてる
所があるんじゃないかと思いたくなります。
冒頭、蜂が花から花へ移動するシーンが、
割と物語のイメージを象徴しているな、と思ったり。
語らぬエロティックさ、みたいなものがありますね。
平然と朝になったり、翌日になったりする。
堀辰雄の文章は、結構、現代日本語の感覚で読めるので、
おせんべいみたいに硬い文学が苦手な方は、こういう所から入ると楽しいかもです。
【あらすじ】
17歳になった私は、
高等学校の寄宿舎に入り、
同じ年頃の男たちに囲まれて過ごす。
今にして思えば青春の全てを、
そこに置いてきた気がする。
円盤投げのギリシャ彫刻のような魚住、
どこか女性的な三枝。
魚住のお気に入りになりたいと思っていた私は、
いつの頃からか三枝との友情に溺れていくが…。
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