『剣玉』
作:シャルル・クロ
2007年に読んだのを再読。
その際の感想↓
なんか、おかしいんだけど寂しくなる話。
剣玉を諸芸術や自分が力を注いでいるものに置き換えてみると実に哀しい。
哀愁漂う独白劇。
今読むと、なんか、
「あー、こういう人いる…」
という感じがします。
私も昔は大変な苦労をしたんだ、
といううんちくひけらかしおじさんが、
結局の所何も出来ないので、
キレて帰っていく。
その道を極めるにはこれこれこういう事を
「やらねばならない」
という概念の押しつけ。
(自分は出来ない)
しかも、それが、立派に民衆を楽しませ、
見事な剣玉を披露してる少年に向けられてる、
という悲しさ。
自分に出来ないことをやってる人には、
素直に拍手を送りたいもんですね。
〜あらすじ〜
観衆を前に話をする男。
彼は「あらゆる芸術家を見舞う運命」
についての話をする。
路上で華麗な剣玉さばきを見せる少年と
それを見る男。
男は少年を厳しく叱りつける、
そんなことで剣玉を極めたつもりか、
そんなボロい剣玉でなく、
一流の作品を使え、と。
男は自分が辛く厳しい剣玉の修行をしたこと、
だが自分は何も身につかなかったこと
を語る。
少年は男の剣玉さばきを見たいとせがむも
男は、剣玉に興味のない民衆の前ではやる気は起きない、と一蹴。
観衆の視線が男に集まる。
男は、たとえこのようなステージでも、
自分は剣玉はやらない、
なぜなら何も出来ないからだと言い放ち、
激昂して去る。
『室内 =世紀末劇集=』
作:モーリス・メーテルランク、アルベール・サマン、シャルル・クロ
訳:倉智恒夫(メーテルランク)、志村信英(サマン)、川口顕弘(クロ)
1984年 国書刊行会
に収録。

作:シャルル・クロ
2007年に読んだのを再読。
その際の感想↓
なんか、おかしいんだけど寂しくなる話。
剣玉を諸芸術や自分が力を注いでいるものに置き換えてみると実に哀しい。
哀愁漂う独白劇。
今読むと、なんか、
「あー、こういう人いる…」
という感じがします。
私も昔は大変な苦労をしたんだ、
といううんちくひけらかしおじさんが、
結局の所何も出来ないので、
キレて帰っていく。
その道を極めるにはこれこれこういう事を
「やらねばならない」
という概念の押しつけ。
(自分は出来ない)
しかも、それが、立派に民衆を楽しませ、
見事な剣玉を披露してる少年に向けられてる、
という悲しさ。
自分に出来ないことをやってる人には、
素直に拍手を送りたいもんですね。
〜あらすじ〜
観衆を前に話をする男。
彼は「あらゆる芸術家を見舞う運命」
についての話をする。
路上で華麗な剣玉さばきを見せる少年と
それを見る男。
男は少年を厳しく叱りつける、
そんなことで剣玉を極めたつもりか、
そんなボロい剣玉でなく、
一流の作品を使え、と。
男は自分が辛く厳しい剣玉の修行をしたこと、
だが自分は何も身につかなかったこと
を語る。
少年は男の剣玉さばきを見たいとせがむも
男は、剣玉に興味のない民衆の前ではやる気は起きない、と一蹴。
観衆の視線が男に集まる。
男は、たとえこのようなステージでも、
自分は剣玉はやらない、
なぜなら何も出来ないからだと言い放ち、
激昂して去る。
『室内 =世紀末劇集=』
作:モーリス・メーテルランク、アルベール・サマン、シャルル・クロ
訳:倉智恒夫(メーテルランク)、志村信英(サマン)、川口顕弘(クロ)
1984年 国書刊行会
に収録。
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