『路上』
原題:Na doroge
作:アントン・パーヴロヴィチ・チェーホフ
初出:1885年

ある居酒屋に集まるどこにも行き場のないポンコツたちが迎える、
どうにも救いのない一夜の話。

ゴーリキの『どん底』的な、雰囲気?
上演したら40分くらい?

「マリイ…お前はどこにいるのだ、マリイ!」


『チェーホフ一幕物全集』
訳:米川正夫
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【ネタバレあらすじ】
巡礼や浮浪者の集まる吹きだまりの酒場。
メーリックという荒っぽい風来の男がやってくる。
ボルツォフはさっきから酒を買いたさに、
マスターに泣きついている。
なんやかややり取りがあった後、
ボルツォフは実はどこぞの村の偉い人、
結婚式のその日に妻に逃げ出され荒れている、
ということが分かる。
一同同情。
やっと皆が眠りにつくというとき、
一台の馬車がやってくる。
故障で立ち寄ったその馬車には、
ボルツォフの逃げた嫁が乗っていた。
ボルツォフは気付き近寄るが、
嫁は帰ろうとする。
メーリックは
「この旦那に何か優しい言葉をかけてやれ、でないと」
と斧を振りかざすも、突き飛ばされて転倒。
嫁は逃亡する。