太宰治の『一歩前進二歩退却』の朗読です。

エッセイ的な内容で、
作家と読者の関係、について書かれてます。

作家のプライベートを作品の中に見ようとしないで欲しい、などなど。

「安売りしているのは作品である。作家の人間までを売ってはいない。」

というのが印象的な一文。

あと、太宰流読書論
「何でも好きに読んで、古本屋に売るのが健全」
というのも気取らない感じで面白い。
同じ太宰の『食通』にある、
「何でも沢山おいしく食べるのが幸せ」
みたいな事に通ずる精神ですね。
好きなものを、好きなように。

では、お楽しみ下さい。
太宰治『一歩前進二歩退却』

二歩後退、ではなく、
「退却」なのがまた面白いタイトルです。