『シルベスター』
著:板橋しゅうほう
1991年 大都社
地上を追われた精霊が、
地下に埋もれた金属に宿り、
金属生命体となった!
善のシルベスターと悪のサイオクロムに分かれた金属生命体は、
それぞれに宿主を探す。
悪のサイオクロムに命を狙われた青年は、
シルベスターを身体に宿し、
闘いの渦に巻き込まれていく…。
研究者の父の死、
父の研究の遺産を受け継ぎ、
金属の右手・シルベスターを得て超人的な身体能力を発揮。
父の命を奪ったサイオクロムと対決、
という、典型的なアメコミヒーロー的ノリ。
『アベンジャーズ』に混じっていても違和感ありません。
Wikipediaによれば、
しゅうほう先生のルーツはアメコミにあるとか。
なるほどなるほど。

後半3話くらいで一気に話が加速。
実はシルベスターとサイオクロムは、
大いなる悪意に対抗するために引かれあう運命…
そして、その悪意は、
「地球の存亡のため人類を抹殺する」
という行動原理で動いているという…
深い話でした。
ラストは駆け足感があったのだけど、
もっとゆっくり見たかった…

こういう、人類滅ぶべし、という場合って、
人類の為に戦ってる主人公たちが、
「君たちが守っているものは、
命を賭けて守るに値するか」
という問いかけが多い気がしますね。
孤立無援で戦わなくてはならない、というか。
もはや何のために戦ってるのか分からない、
みたいな事になりかねない。
地球にアクシズ墜としを敢行したシャアと
それを止めるアムロの問答みたいな。
こういうときの、
「それでも」
が好きです。
著:板橋しゅうほう
1991年 大都社
地上を追われた精霊が、
地下に埋もれた金属に宿り、
金属生命体となった!
善のシルベスターと悪のサイオクロムに分かれた金属生命体は、
それぞれに宿主を探す。
悪のサイオクロムに命を狙われた青年は、
シルベスターを身体に宿し、
闘いの渦に巻き込まれていく…。
研究者の父の死、
父の研究の遺産を受け継ぎ、
金属の右手・シルベスターを得て超人的な身体能力を発揮。
父の命を奪ったサイオクロムと対決、
という、典型的なアメコミヒーロー的ノリ。
『アベンジャーズ』に混じっていても違和感ありません。
Wikipediaによれば、
しゅうほう先生のルーツはアメコミにあるとか。
なるほどなるほど。

後半3話くらいで一気に話が加速。
実はシルベスターとサイオクロムは、
大いなる悪意に対抗するために引かれあう運命…
そして、その悪意は、
「地球の存亡のため人類を抹殺する」
という行動原理で動いているという…
深い話でした。
ラストは駆け足感があったのだけど、
もっとゆっくり見たかった…

こういう、人類滅ぶべし、という場合って、
人類の為に戦ってる主人公たちが、
「君たちが守っているものは、
命を賭けて守るに値するか」
という問いかけが多い気がしますね。
孤立無援で戦わなくてはならない、というか。
もはや何のために戦ってるのか分からない、
みたいな事になりかねない。
地球にアクシズ墜としを敢行したシャアと
それを止めるアムロの問答みたいな。
こういうときの、
「それでも」
が好きです。
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