立体放送音楽劇
『海に落ちたピアノ −ストリンドベリの童話から』
作:蓬莱泰三
放送:1974年8月4日
すごいもん読んだ。
ストリンドベリの童話から着想を得ているらしいが、もはや
「海にピアノが落ちてる」事くらいしか共通項がない。
けど、すげぇ。
公害で亡くなった少女の魂(ピアニストになりたかった)が、海に落ちているピアノの音色と呼応し、
暗い、「死」へ向かっていく様子を合唱のような台詞の雨で描いている。
少女の気持ち、少女に魚を食べさせたばっかりにと悔やむ母親、
公害に苦しむ町の人々。
どうして死ななきゃならないの?
どうして死ななきゃならないの?
その悲痛な叫びが、ラジオドラマという一つの塊になって押し寄せる。
これは、塊だ。
放送の録音があったら聴いてみたい。
おそろしい塊だ。
公害が猛威を奮った時期に産み落とされた、塊だ。
このメッセージの塊感、怨念の、無念の塊感、どこかで出会った…
と思っていると…
作者・蓬莱泰三
代表作 組曲「チコタン」
これだったか…トラウマソング、チコタン。
チコタンという女の子が大好きな男の子。
チコタンへの気持ちを軽やかに歌い上げる前半。
しかし、5分頃から曲調が不穏に…
7分弱、チコタンが交通事故で亡くなった事が告げられ、
少年は、憤る。
「チコタン殺したん誰や!」
行き場のない、ぶつけ所のない怒り。
その、塊が、イラストと相まって恐ろしい迫り方をしてくる。
リンクを貼っておきますから、ご興味のある方はどうぞ。
暗い気持ちになりたくない場合は観ないが吉ですが。
高度経済成長、自動車の普及、事故の急増。
そんな時代に揉まれた傑作だと思います。
『海に落ちたピアノ』しかり、
この、抗議。
作者、ぶれません。すごい。
『海に落ちたピアノ −ストリンドベリの童話から』
作:蓬莱泰三
放送:1974年8月4日
すごいもん読んだ。
ストリンドベリの童話から着想を得ているらしいが、もはや
「海にピアノが落ちてる」事くらいしか共通項がない。
けど、すげぇ。
公害で亡くなった少女の魂(ピアニストになりたかった)が、海に落ちているピアノの音色と呼応し、
暗い、「死」へ向かっていく様子を合唱のような台詞の雨で描いている。
少女の気持ち、少女に魚を食べさせたばっかりにと悔やむ母親、
公害に苦しむ町の人々。
どうして死ななきゃならないの?
どうして死ななきゃならないの?
その悲痛な叫びが、ラジオドラマという一つの塊になって押し寄せる。
これは、塊だ。
放送の録音があったら聴いてみたい。
おそろしい塊だ。
公害が猛威を奮った時期に産み落とされた、塊だ。
このメッセージの塊感、怨念の、無念の塊感、どこかで出会った…
と思っていると…
作者・蓬莱泰三
代表作 組曲「チコタン」
これだったか…トラウマソング、チコタン。
チコタンという女の子が大好きな男の子。
チコタンへの気持ちを軽やかに歌い上げる前半。
しかし、5分頃から曲調が不穏に…
7分弱、チコタンが交通事故で亡くなった事が告げられ、
少年は、憤る。
「チコタン殺したん誰や!」
行き場のない、ぶつけ所のない怒り。
その、塊が、イラストと相まって恐ろしい迫り方をしてくる。
リンクを貼っておきますから、ご興味のある方はどうぞ。
暗い気持ちになりたくない場合は観ないが吉ですが。
高度経済成長、自動車の普及、事故の急増。
そんな時代に揉まれた傑作だと思います。
『海に落ちたピアノ』しかり、
この、抗議。
作者、ぶれません。すごい。
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コメント
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ついみてもうた。