Theatre des Annales vol.3
『トーキョー・スラム・エンジェルス』

作・演出:谷賢一
日程:2014年11月14〜24日
価格:
前期(11月17日まで)5000円/当日券 5300円/U25 3000円
後期(11月19日より)5500円/当日券 5800円/U25 3500円
会場:こどもの城 青山円形劇場
バリバリキャリアウーマンのオガタ(南果歩)と、
ごりごり屋台ラーメン屋のヤマネ(山本亨)
金銭感覚の全く違う二人とその周辺の人間たちを通して、資本主義を考える。
資本主義を、というか、
「豊かさとは何であるのか」
というのを、じっくり考える時間だったように思う。
金は便利なものさし、なのか
金のものさししか持っていない馬鹿者、なのか。
そのものさしは、一体、何を計っているのか。
ちゅーとこを、やっぱ置き去りにしてはいかんのね。
金を持っていることが豊かさなのか、あるいは、
豊かさを数値化したものが金なのか。
この、値段、というものと豊かさの本質の間に、溝が出来てるんとちゃうの?
と言われると、なるほどなるほど。
ものさしに支配されるんじゃなく、あくまでも、道具として運用していく、には、
はたしてどう暮らしていったら良いのかしら。
と、そんな事を考える。
牛乳キャップ通貨でインフレを考えてみたりと、
非常に親しみやすい例え話で進んでいくので、置いていかれる感もなく観られる。
本来、計り難い、豊かさというものを
金で計測してきた結果、何が起こっているのか。
何を、我々は、取りこぼしているのか。
ラストシーン近辺、
金で計れないもの、真の豊かさのようなものが、瞬間舞台上に顔を出したようで、
非常にダサい言い方であるが、
この瞬間、プライスレス。と思うのであった。
走り続ける事を目的にするのではなく、何のために走るのか、を考える。
走ってないとグングン置いていかれる世界の中で、走りながら考えるのは至難だろうけど、
考える、という事が、大事なのねー、と。
劇場を出て、街を眺めて、そういえば…と、ふと考える。
そんな、考える事の種を、しっかりと観る者に植え付ける舞台だったように思う。
難しいことを、簡単に、書く。みたいな事を、かの井上ひさし先生が書いていたように思う。
そんな事も思い出す。
劇中、ラーメン屋の屋台が、ドバーン!!と登場する。
「谷くん、馬鹿だなー」
と思った。書く必要もないだろうけど、褒め言葉で。
こういう瞬間があると、舞台がワクワクしてくる。
馬鹿やりながら、いつの間にやら、我々をどっかに連れて行ってるのだ。
「谷くん、やるなー」
と、思うのである。
『トーキョー・スラム・エンジェルス』

作・演出:谷賢一
日程:2014年11月14〜24日
価格:
前期(11月17日まで)5000円/当日券 5300円/U25 3000円
後期(11月19日より)5500円/当日券 5800円/U25 3500円
会場:こどもの城 青山円形劇場
バリバリキャリアウーマンのオガタ(南果歩)と、
ごりごり屋台ラーメン屋のヤマネ(山本亨)
金銭感覚の全く違う二人とその周辺の人間たちを通して、資本主義を考える。
資本主義を、というか、
「豊かさとは何であるのか」
というのを、じっくり考える時間だったように思う。
金は便利なものさし、なのか
金のものさししか持っていない馬鹿者、なのか。
そのものさしは、一体、何を計っているのか。
ちゅーとこを、やっぱ置き去りにしてはいかんのね。
金を持っていることが豊かさなのか、あるいは、
豊かさを数値化したものが金なのか。
この、値段、というものと豊かさの本質の間に、溝が出来てるんとちゃうの?
と言われると、なるほどなるほど。
ものさしに支配されるんじゃなく、あくまでも、道具として運用していく、には、
はたしてどう暮らしていったら良いのかしら。
と、そんな事を考える。
牛乳キャップ通貨でインフレを考えてみたりと、
非常に親しみやすい例え話で進んでいくので、置いていかれる感もなく観られる。
本来、計り難い、豊かさというものを
金で計測してきた結果、何が起こっているのか。
何を、我々は、取りこぼしているのか。
ラストシーン近辺、
金で計れないもの、真の豊かさのようなものが、瞬間舞台上に顔を出したようで、
非常にダサい言い方であるが、
この瞬間、プライスレス。と思うのであった。
走り続ける事を目的にするのではなく、何のために走るのか、を考える。
走ってないとグングン置いていかれる世界の中で、走りながら考えるのは至難だろうけど、
考える、という事が、大事なのねー、と。
劇場を出て、街を眺めて、そういえば…と、ふと考える。
そんな、考える事の種を、しっかりと観る者に植え付ける舞台だったように思う。
難しいことを、簡単に、書く。みたいな事を、かの井上ひさし先生が書いていたように思う。
そんな事も思い出す。
劇中、ラーメン屋の屋台が、ドバーン!!と登場する。
「谷くん、馬鹿だなー」
と思った。書く必要もないだろうけど、褒め言葉で。
こういう瞬間があると、舞台がワクワクしてくる。
馬鹿やりながら、いつの間にやら、我々をどっかに連れて行ってるのだ。
「谷くん、やるなー」
と、思うのである。
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