
劇団彗星inc. 第3回本公演
『ハマナス少女戦争』
原作:内田栄一
構成台本・演出:林流太
料金:前売2500円/当日2800円
日程:2012年10月10〜14日
会場:gallary LE DECO 5
劇場は全席桟敷席、入ると役者が酒やらソフトドリンクやら売ってる。
客席は新聞紙、舞台には古着が敷き詰められ、何か猥雑な雰囲気漂う面白い空間作り。
内田栄一という作家を全く知らなかったのだが、調べてみると結構、映画の脚本を書いてる。
若い頃は安部公房に影響を受けていたというこの作家、いわゆるアングラ演劇で活動していたそうだ。
たしかに、アングラ全盛期!みたいな感じの脚本。
とにかく熱烈な、演劇へのエネルギー量。
役者たちも、全身体当たりでこの戯曲に挑んでいて、清々しかった。
残念ながら、ストーリーとかはわけわかんなかった。
けれども、目の前で役者たちが、何かを信じて体を動かし、でかい声を出し、
っていう状況は、観ていて気持ちが良い。
台詞のリズムも抜群に良くて、目の前で起きている何かを、こちらも熱くなって見守ってしまう。
演劇を観ている、というよりは、お祭りに来ている印象であり、これがとても楽しい。
猥雑で、野蛮で、どこか観ていて後ろめたい。
そんな中に荒れ狂う演劇エネルギーに酔う。
サクラ(=石田迪子)、パンタ(=石川ひとみ)といった女優陣の熱量が特に際立っていた。
劇中に何度も登場する
「番傘、からかさ、ココロ傘」
って台詞、
まったく意味わからんけど、すごくかっこ良くて惚れる。
コメント