
『アントニーとクレオパトラ』
作:W.シェイクスピア
訳:松岡和子
演出:蜷川幸雄
料金:5000〜9000円
会場:彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
『アントニーとクレオパトラ』の上演は初めて観るが、こりゃ難しい作品。
なにしろ意を決して自害するアントニーが、しばらく死ねず舞台上に残らねばならない。
よほどしっかり作らねばギャグにもなりかねない展開である。
が、そこはさすが吉田鋼太郎。
かっこ良すぎる。
アントニーの空気感が舞台を丸ごと支配していて文句なし。
手痛い敗戦をした後の、「陸が俺に歩くなと言っている!」との件はアントニーの配下と共に涙がこぼれる思い。
それだけに、アントニー死後の喪失感が半端なく、舞台が空っぽになったようだった。
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