劇団AUN 第十八回公演
『ヴェニスの商人』
作:W.シェイクスピア
翻訳:小田島雄志
演出:吉田鋼太郎
2011年4月6〜13日
チケット:前売5000円/当日5500円(全席指定・税込)
@恵比寿・エコー劇場
 
何を隠そう、吉田鋼太郎さんの芝居がたまらなく好きなのである。
 
好きな役者は?と聞かれたら、即答で吉田鋼太郎!と答える私である。
弟子入りしたいくらい好きだ。
ちなみに、次点はキアヌ・リーヴスだ。
 
なんだが、AUNの公演は一度、番外公演的なのを観た事があるだけ。
 
恥!あるまじき、恥!
 
なので、観に行きました。
 
吉田鋼太郎×シェイクスピアは最高の組み合わせ。
 
演技のスケールと芝居のスケールが見事に噛み合っている。
パワー×パワーで、舞台の魅力が何十倍、何百倍にもはね上がっている。
吉田鋼太郎はもちろんの事、彼の劇団AUNは、出演者が皆、底知れぬパワーを、そしてそれに裏打ちされた技術を持っている。
谷田歩さんもめちゃめちゃかっこ良かった。
 
凄すぎて、好きすぎる。
 
シェイクスピアで、しかもスタンダードな小田島訳で、あれだけ観客を笑わせられる劇団はない。
面白いのだ、シェイクスピアギャグが。
古典だ。
しかし、色褪せぬ新しさを見事に立体化している。
もう、毎公演観に行こう。
 
「ユダヤ人には目が無いか!手が無いかっっ!」
 
観劇から一ヶ月以上経つが、いまだにシャイロック(吉田鋼太郎)の咆哮が、咆哮としか言い様のないあの魂の叫びが、脳髄にこびりついて離れない。
 
私の愛する演劇が、そこにあった。