『人形の家』
作:ヘンリック・イプセン
初演:1879年

ノルウェーの劇作家、イプセンの代表作。
ラストシーンは当時衝撃的で、様々な論争が巻き起こったとか。
今の感覚で見ると、そうでもないんでしょうがね。

面白いのは、当時の社会問題とかそういうレベルじゃなく、
自分に正直に生きようとする人間の魂の揺れがあるとこ。
だから、いつになっても新しいんだろうな。

・感想など・

ヘルメル、気持ち悪い!

クズっぷりがたまらんですな。

都合のいい真実が、必要な時に次々と明らかになったりと、
やや都合の良い感はあるものの、
ドキドキするスリリングな展開!

そして、ヘルメル気持ち悪い!
妻をヒバリちゃんと呼ぶな!

いやー、いいよヘルメル。
お見事。

本当の中にある嘘と
嘘の中にある本当

二つが巧みに交錯して、
ほんとの事が見えてくる。


【収録】
『人形の家』
作:ヘンリック・イプセン
訳:原千代海
1996年 岩波書店(岩波文庫)