e3c9ffe9.jpgパラダイス一座最終公演
『続々オールド・バンチ 〜カルメン 戦場に帰る〜』
脚本 山元清多(黒テント)
演出 流山児祥
2009年2月8〜15日
@下北沢本多劇場

平均年齢80歳近い役者たちで構成された集団・パラダイス一座の最終公演。
今回は「ビルマ戦線から帰還してゲイになった「七人の元兵士たち」が戦後史を」語るという内容。
パラダイス一座の面々がゲイを演じるってだけで既に面白い。
ゲイたちのショータイムでは個人個人が自分の趣味・特技をフルに発揮し、舞台を駆け抜ける。
一座の面々の口から語られる台詞は一言一言に実感と重みがある。
そしてなにより、楽しんで作られている芝居だという事が全面に滲み出ている。
まさに芝居。
アフタートークの「ライフ・イズ・ミラクル」ではミジンコの話を延々と嬉しそうに語る妹尾河童氏の姿がチャーミングだった。
パラダイス一座の面々が語った「今後の夢」にはエネルギーをもらいました。