『留守』
作 岸田國士
発表 1927年
男と女の関係が勘違いから微妙に複雑になっていく過程が面白い、岸田國士らしい男女が出てくる話。なんだか暖かい、ほっこりする話の中になんとなく寂しさの影がある。そんな岸田戯曲の味が好き。
主人の留守にせんべいとか食べちゃう様子が、なぜか別役実の『壊れた風景』とだぶって見えた。
〜こんなお話〜
女中 お八重
女中 おしま
八百屋
の三人芝居。主人の留守にお八重の家におしまが訪ねてくる。せんべいを食べたり奥さんの鏡台で髪を結ってみたり。
そのうち世間話に。お八重さんが旦那さんと怪しい関係にあるんじゃないかと噂になってると本人に伝えるおしま。八百屋でも魚屋でも噂だと。
それに少し心当たりのあるお八重、悩みをおしまに打ち明ける。
そこへ八百屋の声。八百屋も話に参加。
ちょっと用事をといい部屋を出るおしま。
八百屋とお八重は会話を始めるが、八百屋は勘違いして前からお八重のことを好きだったと告白。悪い気はしないお八重。
そこへ寿司を注文したおしまが帰ってくる。ちょっぴり気まずく寿司をほおばる三人。
『岸田國士全集第一巻』/岸田國士著/1954年 新潮社
に収録。
作 岸田國士
発表 1927年
男と女の関係が勘違いから微妙に複雑になっていく過程が面白い、岸田國士らしい男女が出てくる話。なんだか暖かい、ほっこりする話の中になんとなく寂しさの影がある。そんな岸田戯曲の味が好き。
主人の留守にせんべいとか食べちゃう様子が、なぜか別役実の『壊れた風景』とだぶって見えた。
〜こんなお話〜
女中 お八重
女中 おしま
八百屋
の三人芝居。主人の留守にお八重の家におしまが訪ねてくる。せんべいを食べたり奥さんの鏡台で髪を結ってみたり。
そのうち世間話に。お八重さんが旦那さんと怪しい関係にあるんじゃないかと噂になってると本人に伝えるおしま。八百屋でも魚屋でも噂だと。
それに少し心当たりのあるお八重、悩みをおしまに打ち明ける。
そこへ八百屋の声。八百屋も話に参加。
ちょっと用事をといい部屋を出るおしま。
八百屋とお八重は会話を始めるが、八百屋は勘違いして前からお八重のことを好きだったと告白。悪い気はしないお八重。
そこへ寿司を注文したおしまが帰ってくる。ちょっぴり気まずく寿司をほおばる三人。
『岸田國士全集第一巻』/岸田國士著/1954年 新潮社
に収録。
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