b1e907d4.jpg青春事情第三回公演
「静かの海」
脚本 高桑完
演出 松本悠
2006年4月13〜16日
15日、昼の回を観劇。
1500円
@新宿パンプルムス


青春事情という劇団名を体現するかのような清々しい舞台。
パンフレットの演出挨拶に、「劇場を出られる時に少しでも前より元気になれるような作品になっていれば…」と書いてあったが、確かに元気、もらいました。
高校時代と成人した後の、友人たちの切ない想いが交錯する舞台。場面転換も心地よく、素直に芝居を観ることが出来た。
冒頭とクライマックスで、同じ内容のコントが置かれているが、味わいが全く違うのは、その間の芝居に、どっぷり浸かっていられたからだと思う。客を引き込むストーリー展開、全体的なテンポのよさが印象に残る。

加賀美秀明さんと清水那保さんによる、おじいちゃんおばあちゃんになったら月に行こう、というやりとりのシーン、ほんとに切ない。自然で柔らかい二人の芝居に、観ているこちらも思わず引き込まれた。
加賀美さんは特に、細かい演技の使い分け、切り返しが素晴らしく、情熱的であり、いい役者さんだなぁ、としみじみ。

「どうも、アポロでーす!」というコンビ名に思わずほろり。

静かの海、素敵なタイトルですね。
中学の頃、教科書で読んだ「いちご同盟」を少し思い出しました。
久しぶりに、ストレートでピュアな芝居を観ました。
元気になって劇場を出る自分がいました。
いい芝居観た。