ポー傑作選2 怪奇ミステリー編『モルグ街の殺人』著:エドガー・アラン・ポー訳:河合祥一郎令和4年 角川文庫【Amazon商品ページはこちら】角川文庫から出ているエドガー・アラン・ポーの傑作選。怪奇ミステリーが沢山集められていて、面白い話が沢山。何作かに登場するデュ ...
2022年10月
【戯曲】岸田國士『屋上庭園』あらすじと感想
『屋上庭園』作:岸田國士発表:1926年11月1日「貧乏は昔からの貧乏だが、世の中へ出ると、自分のゐるところがはつきりわかつて来るね。」岸田國士の戯曲の中では心の流れが掴みやすい方?裕福な夫婦と貧乏な夫婦がデパートの屋上庭園で出会し会話に。貧乏な引け目、裕福な優 ...
【戯曲】三島由紀夫『近代能楽集』
『近代能楽集』作:三島由紀夫昭和40年 新潮文庫★Amazon商品ページはこちら能の舞台を現代に移して展開する、『近代能楽集』文庫に8篇を収録。どれも、能特有の空間がぐにゃりとする感じというか、時間が静止する時、みたいな物が面白い仕掛けで盛り込まれていて粋。三島由 ...
【戯曲】シェイクスピア『終わりによければすべてよし』あらすじと感想
『終わりよければすべてよし』原題:All's Well That Ends Well作:ウィリアム・シェイクスピア1603〜1604年頃訳:松岡和子(2021年 ちくま文庫)「人生は、善と悪とをより合わせた糸で編んだ網なのだ」「恥に抱かれて生きろ、馬鹿にされたら本物の馬鹿になって栄えろ。人間 ...
【戯曲】渡辺えり子『瞼の女』
『瞼の女』作:渡辺えり子初演:1984年6月「僕はね、僕は……誰かを好きになって誰かをこの手で力一杯抱きしめたいんだ!」ハヤカワ演劇文庫『渡辺えり子Ⅱ』に収録されていた戯曲。これまたパワフルな話で、あー!よくわかんないけど凄い!となる。生まれなかった自分の母に ...
【戯曲】渡辺えり子『ゲゲゲのげ−逢魔が時に揺れるブランコ』
『ゲゲゲのげー逢魔が時に揺れるブランコ』作:渡辺えり子初演:1982年9月/池袋シアターグリーン 「眠るな、休むな、一時でも夢を見るな、果て知らずの地獄の中で、お前の夕方がそよぐのを見るんだ。」渡辺えり子戯曲にはじめて触れました。エネルギッシュ…次々鮮やかに行 ...
【劇場道案内】北沢タウンホールへの行き方・道案内
出演致します朗読会『秋の葉かたり』いよいよ明後日となりました。【公演詳細はこちら】会場の北沢タウンホールまでの道案内を作成しましたので、ご来場の際にご活用下さい。北沢タウンホール〒155-8666 東京都世田谷区北沢2-8-18小田急線・井の頭線線 下北沢駅より徒歩約5 ...