『あの国』作:長谷基弘(劇団桃唄309)初演:2014年4月『せんそういろいろ』@東中野RAFT「たいていのことって実際はアレだよな、映画んなかより地味?なんかに巻き込まれるのだってさ、いつの間にか巻き込まれて、気付きもしないうちに終わってんだよ」リサイクル工場っぽい ...
2020年09月
【読書】太宰治の芸術論がたっぷり詰まったオススメの一冊『もの思う葦』
『もの思う葦』著:太宰治昭和55年 新潮文庫「本を読まないということは、そのひとが孤独でないという証拠である」『如是我聞』太宰治の随筆を集めた、新潮文庫の『もの思う葦』太宰治の芸術論みたいなものにたっぷり触れられる一冊。特に、芸術=役に立たない不要なものと ...
【出演】アートにエールを!に参加した話
東京都が行っている芸術文化活動支援事業「アートにエールを!東京プロジェクト」【公式ページはこちら】で出演した作品が公開されています。太宰治の作品の中でも、私が屈指の名文だと思ってます『一つの約束』を、俳優四人の群読で作りました。時代を越えて響いてくる、正 ...
【戯曲】ボーマルシェ『セビリアの理髪師』あらすじと感想
『セヴィラの理髪師 又は無益の用心』原題:Le barbier de Seville ou la precaution inutile作:カロン・ド・ボーマルシェ初演:1775年2月23日チュイルリー王宮内、コメディー=フランセーズ劇場に於て初演且つ失敗四幕の、結婚を巡るドタバタ喜劇。かっこいい伯爵と頭の良い ...
【終演】三遊亭仁馬『さか上がりの会』
もはや一週間経ちましたが、三遊亭仁馬・二つ目昇進記念『さか上がりの会』ツイキャスプレミア配信無事に終了致しました。皆様ありがとうございます。(あと一週間、アーカイブ購入可能ですのでご興味ある方はコチラ)仁馬くんが演劇やってる頃に共演したご縁で呼んでいただ ...
【読書】川崎洋『心に届く話し方』
『心に届く話し方』著:川崎洋1987年 ちくま文庫【Amazonで購入】「話に花を咲かせる為には、それぞれが聞き上手にならなければなりません」詩人の川崎洋さんが綴る、「話に花を咲かせる」ための本。技術的な面は、というよりは会話の心、みたいな所から始まり、ことばのイメ ...
【音声解説ナレーション】よるドラ『彼女が成仏できない理由』
本日23時30分より、NHKで放送開始のよるドラ『彼女が成仏できない理由』【公式サイトはこちら】音声解説ナレーションを担当しています。人物の動きや場所の移動などをナレーションしていく音声解説ナレーション。リモコンの音声切替ボタンからお楽しみいただけます。今回は作 ...
【読書】篠原さなえ『「魅せる声」のつくり方』
『「魅せる声」のつくり方』著:篠原さなえ2012年 講談社ブルーバックスB-1796【Amazonで購入】第2章で書かれている、笑うツボ。これはもう目から鱗、なるほどそうであったか!となった。息を吸うときには丹田を意識。吐くときも丹田を、というのがよく言われるやつだけれど ...
【読書】太宰治『ヴィヨンの妻』あらすじと感想
『ヴィヨンの妻』著:太宰治昭和25年 新潮文庫【Amazonで購入】太宰治の後期の短編を集めた一冊。家庭生活をモチーフにしたものが多い。タイトルにもなっている『ヴィヨンの妻』は夫の借金が原因で働き始めた妻が、勤め先で散々な目に合う話だが、「人非人でもいいじゃない ...
【読書】夏目漱石『三四郎』あらすじと感想
『三四郎』著:夏目漱石1908年『三四郎』『それから』『門』の三部作一発目。熊本から上京した学生・三四郎が様々な人物に会って、己のあり方を模索する話。三四郎くんは女性に見惚れやすく、女性が登場すると途端にその女性に対する描写が細かくなるのが面白い。自分が今ま ...
【出演】寿 二ツ目昇進『第1回 さか上がりの会』
友人の落語家さんの生配信落語会に出演します。配信限定です。二ツ目昇進のお祝いの会だとか。お目出度い席なので、仁馬さんの希望もあり、私とっておきの宴会芸をやる予定です。リクエストもらってやる、あれですね。まぁ、好きな物語りの一人芝居、みたいなものです。【公 ...
【目次】
:目次: ブログの目次です。 色んな情報にアクセスしやすくするのが目的です。 迷ったらここから。 ■西村俊彦のプロフィール ■朗読作品一覧 【アウトプット】 演劇・朗読について、特に気合入れて書いた記事へのリンクです。 ワークショップでやった内容のメモなんか ...